私たちは、子どもたちに対しての、多文化教育に関する事業を行い、人類の相互理解と世界平和に寄与することを目的としています。

　現代社会では、民族間・国家間・国内グループ間での紛争、分裂、格差拡大が問題になっています。自国や国内グループのみの利益を追求する国々が増え続け、更にそれを武力により達成しようとする考えが、世界各地での紛争、人種差別、食糧危機等をもたらし、社会経済情勢に大きな影響を与え続けています。

この問題は、人々の多文化への理解を増進する教育によって、解決すると考えます。個人個人の多文化への理解と多様性の受容が、世界で起こっている様々な問題の解決に寄与すると確信するからです。

これまで私たちは、ミャンマーと日本を中心に教育関係者の育成、多言語教育を実践し、多文化交流の理解を高める活動を行ってきました。その事業の拡大を目指して発足したのが、特定非営利活動法人「国際多文化教育推進協会」International Multicultural Education Promotion Association (IMEPA=イメパ)です。